在宅介護による下剤服用後の排便パターンを掴むには

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こんにちはYUKIといいます。

本業は現在、介護福祉士

介護の専門学校卒業を経て現在の介護施設に就職して今年で24年目。

 

 

今回のテーマはこれから、施設介護も年金の問題、待機者待ちで

なかなか施設入所とは厳しい状況になってくると思います。

 

仕方なく、お金の事、色々と不安を抱えながら在宅で介護されている方が大勢いらっしゃると思います。

 

 

ずっと介護は疲れます。在宅介護されている介護者の疲れ休みも配慮して

短期入所、2泊3日、1週間と利用されている方も居られます。

 

 

在宅の介護で何が大変かやはり、排泄の臭い、処理が大変だと思います。

認知症の方、寝たきりの方と排泄ケア、排便コントロール・パターンについてお話をしたいと思います。

 

排便コントロール・排便パターンについて

施設介護、在宅介護でも排泄ケア、排便の処理は色々、苦労があると思います。

在宅で介護されていて、おじいゃん、おばあちゃん、夫、妻の介護されてると思いますが・・・

 

いつ、何時、排便をしているかなんて、意識していないはずです。

 

 

ふつう、臭いがしてあら、どうしようとオムツを交換しなければいけない・・(´;ω;`)ウッ…

臭いがして大変、排便がもれないか、心配しながらオムツ交換を必死にしていると思います。

 

もう一度、いいますが・・・・

 

排便がいつ、何時、どのタイミングで排便があるか?

 

意識していますか?

 

 

しています?

 

 

していないはずです・・・

 

介護施設で働いている私も最初から新人職員の時から理解していなかったです(*`艸´)ウシシシ

 

もう一度、言いますね・・付け加えて( ^ω^)・・・

 

排泄、排便、いつ、何時、下剤を内服して、いつ、何時、どのタイミングで排便がありますか?

 

気が付きましたか?

 

下剤・便秘薬を内服した時間をチェックしておくことが重要です。

わかりやすい事例として

【例えば】事例としてあげると・・(認知症の方で車椅子乗車可能)

Aさんは朝食後に7:30に下剤を内服しました。

10:00 食堂でお茶とヨーグルトを召し上がっています。食堂(車椅子乗車)

11:25 食堂で昼食の準備、食堂のテーブルを前になにやら

落ち着かない様子、車椅子から立ち上がろうとしている。

何でだろう??

11:45 食堂で昼食

昼食後、歯磨きをして車椅子でトイレ誘導しトイレで排尿される。(紙おむつ使用)

12:45トイレ後、居室で休んで頂く。

14:00 お茶の時間の為、居室に訪室すると臭いが気になり

確認すると排便がされているとわかりオムツ交換をする。

時間をチェック14:10!

 

 

この事例を振り返ると・・・・

1.朝食後に7:30に下剤を内服

2.14:00 お茶の時間の為、居室に訪室

3.時間チェック14:10排便を確認。

1.~3.でわかることは、朝食後7:30下剤を内服してから14:10に排便されていることがわかる。

ポイント落ち着かない様子、車椅子から立ち上がる。

認知症の方は、排便が出るとは、なかなか伝える事が出来ずに居られる。

なんらかのサインを出している・・・

 

落ち着かない様子は、排便、排泄のサインとも考えられるので

トイレ誘導をそのタイミングで試みてみることで

もしかしたら、ここで排便があるかも知れない。

 

このサインを読み取りトイレ誘導して排便があれば、

オムツ交換せずにトイレでの排便も可能となる。

 

これだけでは、排便パターン、排便コントロールを理解することが

難しいので、わかりやすくするにはどうしたら良いのだろうか?

では、テーマ在宅介護で下剤服用後の排便パターンを掴むには?

 

在宅介護で排便パターンを掴む方法とは

排便パターン1週間~2週間チェック

・下剤内服後~何時に排便があるかチェックする。

・便秘何日目に下剤を服用していつ、何時にどれくらい
排便があるのか確認しておく。

・朝食後に下剤内服して日中に排便されることがベスト

・夕食後に下剤内服して夜間に排便されることは避けるべき。
夜間の介護者の疲れや介護される側も不眠や不穏の影響へと繋がる。

この排便パターンチェックは認知症の方、ねたきりで介護される方でも役に立つと思います。

1か月こど表を作成しても良いと思います。

排便コントロールについて

・排便パターンがつかめたら、下剤服用のタイミングを
検討する。例としてあげると・・
朝食後に便秘薬・下剤を内服して日中に排便が出る様に
コントロールを試みる。・朝食後、下剤内服して夜間帯に排便がある場合は、
夕食後に下剤内服して日中に排便がするようにコントロールしてみる。
人それぞれ、体調や腸内運動が違うので下剤内服のタイミングを
ずらしてみると良いと思います。

 

排便漏れ対策
・下剤の調整が上手に行かないときは、ベッドに防水シートを敷いておく。
・排尿を含みすぎたパッドのままだと排便漏れに繋がるので予め排便が予測できる時間の前に
パッド交換をしておく。
・夜間用のウルトラタイプのパッドを使用しておく。

在宅介護の排泄ケアに苦労されている方が少しでも役に立つ事を願っております。

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